昭和41年に長崎県島原市で創業して56年。親子三代に渡って本村工務店という総合建築業を営んで参りました。とある建設会社の有名な”地図に残る仕事”というキャッチコピーは、まさにその言葉通りだと思います。市役所や学校など目を引く大きい施設から、住宅の基礎や側溝のマスといった普段見えない部分まで。また、居住建物に限らず、橋やダムなども手掛けてきました。島原半島で見られる日常の風景の至る所に、我々が型枠という建材を用いて作った建物が存在しています。それは、社員一同の誇りでもあります。建築とは、人の身の安全を守り、人が快適に使うもの。そのために、培ってきた伝統をしっかりと継承しつつ、日進月歩で進化する技術を日々学び、取り入れ、活用する。我々は立ち止まることなく、高みを目指して階段を登り続けます。

本村圭希